倉敷芸術科学大学・今治市大三島美術館・今治市玉川近代美術館
協同企画展
倉敷芸術科学大学
今治市大三島美術館
今治市玉川近代美術館
協同企画展
瀬戸内の芸術&科学の大学と美術館がつながって、世代もジャンルも異なるアーティストが織りなす展覧会です。瀬戸内海に浮かぶ大三島から、豊かな山の手に位置する玉川へとめぐります。
日本の芸術の中心として発展する瀬戸内海。芸術の街として名高い倉敷。その両方を一望する倉敷芸術科学大学から、教員や学生、アート界で活躍する卒業生たちの日本画・陶芸・ガラス工芸やモダンアートなどの作品が一同に会し、今回の企画展を彩ります。アート界を牽引する「知性と感性を兼ね備えた創造力豊かな人材」を社会へ送り出すため、倉敷芸術科学大学はこれからも瀬戸内の地域とともに未来へと歩んでまいります。
一部にはなりますが、出品作家の方々のご協力を得て、作品解説のページを用意いたしました。ご覧ください。
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液体、期待、個体と変幻自在の水の瞬間を切り取り、その全てをポンとそこに置いたような作品です。さまざまな偶然と、そこにある必然が入り混じった瞬間を吉取りました。
神秘的で、覗き込むと引き込まれそうな、深くて美しい泉を、ガラスに取り込みました。生きていく上で欠かすことのできない水を大切にすることの重要性を、再認識していただけると嬉しく思います。
2018 年 7月に岡山県倉敷市真備で発生した豪雨災害からの復興を願い「まびにあかりを」をテーマに制作。点灯式は2018年12月に高齢者施設「ライフタウンまび」にて行われ、井原線の吉備真備駅前に面した施設の玄関に数か月間設置され幻想的な光で真備の町に彩を添えた。 一回り小さい屋外仕様のものもあり、施設5階ベランダに設置されていた。 ライフタウンまび内1階に本学の地域連携拠点「まちなか研究室まび デジタル工房」が設置されており、様々な連携プロジェクトを実施している。
2020年8月26日~9月6日まで岡山県天神山文化プラザにて、天神山迷図(めいず)スピンオフ企画「鯰、ナマズ、なまず。」展で、ロビー吹き抜けに吊られ展示された。全長9メートルあり、白色のナイロン布製で、内部にテープ状のLEDを配して光り、ファンやモーターの力で動く。操作盤である「要石」では、人感センサーで人の方向を感知しナマズの目が移動するほか、非接触で体の色を変えたり、ひれの動く速さを変えることができる。また、大きな音に反応して驚くように点滅させたりすることもできる。2018年6月、高齢者施設「ライフタウンまび」内1階の「まちなか研究室まび デジタル工房」にて制作していたが、7月の豪雨災害での浸水により展示を断念していたが、2年越しに再制作して展示が実現した経緯がある。
「男と馬」のシリーズは、聖書の中の「パウロの改宗」のエピソードから着想したものです。抗いようのない人生の困難や、そのような経験が一人の人間に引き起こす絶望や成長の過程で、どんな感情になり、どんな肉体的変容を起こすのか、と言ったことを土の塊で表現しようとしています。
「騎馬像」は歴史的にしばしば彫刻の題材になってきました。私にとってもこのような仕事をするからにはいつか取り組んでみたいと思う題材でしたが、ふとしたきっかけであるコンクールに応募することになり、それ以来、このテーマを手がけています。思ったより自由度が高い分、なかなか正解が見出せない奥深い題材です。
「この美しい花を描きたい」「この瑞々しい風景を描写したい」という動機と共に、人間の美しい姿は私に創作の動機を与えてくれます。神話や叙事詩の壮大すぎるテーマで食傷気味の時には、こんな風にシンプルに美しいものを美しいという感動に浸りたくなるものです。
この作品は壁をテーマに制作しています。人の心の中には壁がつくられ、その壁に隙間があり、穴などもあることに気がつきました。この作品はそのような人間の弱いところを形にしています。その隙間や穴を見つめることで、人と人との間にある隙間と穴を癒し、埋めていきたいと言う意味を持たせた作品です。
ある80歳くらいの老人の背中を見たことがあり、その時の想いを作品にして仕上げました。その老人の背中は大変広く、筋肉が発達した背中で、私はとても驚きました。今の日本はこのような方達により作られたのだと思い、制作しました。
ガラスが溶ける温度は880℃です。 ガラスのパーツを作り、石膏型にいれ、溶かします。窯の中でガラスが溶けて、石膏の隙間に流れ込んでいく様子を想像すると、とてもダイナミックです。 窯に入れる前のガラスの表情と釜から出た後の表情は大きく違います。 今を生きる自分と、これまでの自分を考えた時、同じような違いを感じます。今は以前の形が見えなくても、存在していたことは変わらない事実です。このような想いから「痕跡」というタイトルをつけました。
瀬戸内海を型取り、そこに絵画作品やプロジェクションマッピングの映像を埋めこみました。地図の表示と同じ位置に、倉敷芸術科学大学、今治市大三島美術館、今治市玉川近代美術館の表記を配しました。こうすることで、三者の協同企画展であることを場所と共に明示しています。そして、その瀬戸内海を囲む様に多種多様な本学の教員、卒業生、大学院生の作品を散りばめ、たくさんの作品が展示される企画展であることを現しています。 本展だけでなく、今後も瀬戸内海の地域がアートと共に力強く発展していって欲しいという願いを込めています。
大三島美術館の入り口に掲げられたタペストリーです。ポスターを縦長にアレンジしました。コンセプトはポスターデザインと同じです。瀬戸内の快晴に、とても映えるビジュアルとなり、とても爽快な印象となりました。今回の展示の第一印象を請け負うこととなり、とても光栄に思っています。
私は「字のない物語を描く」をテーマに、どこで切り取っても絵になる絵を目指して描いています。今回は海の生き物の蛸、陸の生き物の鹿、空の生き物の鳥の3つの生き物をテーマに、複雑に絡み合いながら美しく共存する生命の御祭りを描きました。 屏風自体も1から作っており、木の骨組みに薄い和紙が650枚ほど貼り重ねられて出来ています。私はこの屏風のジグザグの形を利用して斜め左から鳥、正面に蛸、斜め右から鹿という3つの異なる絵が見えるように描きました。 近づいて見てもらえると分かると思いますが、絵の表面にいろいろな凹凸を作っています。それは、それによって出来る光や影などの効果を狙っているためです。 私はまず、盛り胡粉という技法を使い凹凸のある細かい模様を描き、その上から銀箔を貼ってその上に色をつけています。タコの部分には全て銀箔が入っており、見る角度でキラキラと光る銀箔が確認できると思います。また、ゴツゴツザラッとしている部分は貝殻を砕いて作ったオリジナル絵具を使用しています。画面が均一にならない様に、近づいて見たときにも楽しめる様な作りを構成しています。 また、6枚の扇のうち5枚が蛸の足であり、足の螺旋のバランスや気持ちの良い流れを作ること、正面の蛸を見た際に鹿と鳥のモチーフが違和感なく馴染む色彩を作ることに苦労しました。 よく見ると魚やクラゲ、花や蝶など小さな生命も色々隠れています。ぜひ、近づいたり離れたり、右から見たり左から見たり、いろいろな角度で絵を見て絵の中を探索して見てください。
「岩か、島か、よく見たら、鯨」というコンセプトで描いた観音開き屏風です。この屏風も自身で制作したものです。観音開きであることで光の反射効果を狙っています。背景には波の様な風の様な蛸の足のような模様を盛り上げ胡粉と銀箔で表現し、中心には真っ黑なカタマリを配置。岩か島か?などと思いながらよくみると鯨の目に気づきドキッとする、という仕掛けを仕込んでいます。クジラの部分にも模様を描き、⻘墨で着色し、ところどころ洗い落とすことで下の銀箔がキラッとする構成です。大海原でそっと顔を覗かせる鯨の怪し気な雰囲気を楽しんで頂きたいです。
人の姿に似た動物達が生活しているファンタジーな世界。双子兎の妖精です。 デジタルイラスト作品で、Adobe Photoshopを使用。 アナログのミリペンで描いたようなペン先を目指し、調整して描いています。
「Silky&Milky」のイラストレーション作品を立体にしました。 素材は石粉粘土の他、針金やジェッソを染み込ませた布を主に使用。アクリルガッシュで着色して仕上げています。
シネマトグラフという技法を使って2枚のイメージを左右で写しわけています。それを正面から視ると同時に平面で見ることもできます。平面の空間に2つのイメージが表れることで、時を加える効果をねらっています。 作品の背景は公園です。公園には友人・恋人・親子といろいろな人が来ます。みんなそれぞれの思いがあって公園にやって来るのだけど、中に入ると共有する同じ価値を持っていると思うのです。“○○ごっこ”というような・・・子供の頃だったら自分が何か違うものになれたりするような変身願望的なものだとか・・・私の中には公園というのはそういう夢の世界なんです。“現実とは違った何かがあるという考え方です”。 引用:Kaleidscopic Gallery Sceneの作家インタビュー記事(2005年)
シネマトグラフという技法を使って2枚のイメージを左右で写しわけています。それを正面から視ると同時に平面で見ることもできます。平面の空間に2つのイメージが表れることで、時を加える効果をねらっています。 この二人の関係がどういうものなのかという疑問と、向き合ったパンダがキョトンとしている表情の滑稽さ、この表情が気持ちいい滑稽さに変化すればと思っています。 引用:Kaleidscopic Gallery Sceneの作家インタビュー記事(2005年)
岡山県吉備中央町・円城にある本宮山円城寺の阿弥陀堂天井に設置予定で製作中の天井画を屏風仕立てにしたもの。 天井に組み込んだ折には近くで見ることが出来ない事から、制作途中の一部のみでもと、近くで見ることができるように屏風仕立てにしています。絵を描いている材木は杉、縁はヒノキです。
乙女椿を絹に描いた掛け軸です。西洋絵画に見られるような光と影の関係で描いていないことが見ていただくとわかると思います。伝統的な材料のみで描いています。
2作品それぞれ音に反応するインタラクティブ作品です。手を叩いたり、声を出したりすると、センサーに反応し、映像に変化をもたらします。 山に囲まれ海に接している今治と大三島の地域性をテーマに「枯散葉」では山の木々の葉が散る様子と、音に反応して紅葉する演出。「海底賛歌」では海のたくさんの生き物と、音に反応した波紋が奏でる生命感を演出しています。 「海底賛歌」の作品の右上が設置の都合上、梁で影が出てしまいます。その影を逆手に取って、影の上を蟹が歩く、可愛い演出をほどこしてるところもポイントです。
映像インスタレーション「動遊楽アニメ?(Do You Like Anime ? )〜今治市大三島ver〜」。右側からキャラクターアニメーション・モーショングラフィックス・海の生き物モチーフのアニメーションの三本立てになっています。大三島の「三」、大山祇神社の紋の「三」、瀬戸内海の「三」家に分かれた村上水軍と、「三」に縁がある地域性を生かし、「三」をテーマとしています。 そこに「KDM48」というアイドル活動をしている「毛玉星人」や、細胞をモチーフにした「細坊ズ」などのオリジナルキャラクターが登場して、可愛くアニメーションを彩ります。 「パチパチくらげ」は音に反応して動くモーショングラフィックス。手を叩いたり、声を出したりすると、クラゲが踊りだします。「papa paka paka」はパカパカというアルパカの子供キャラクターが同様の仕組みで音に反応して走ります。 アニメーションはもともと静かに鑑賞するものですが、鑑賞者が音を出すことでアニメーションを動かすことができる作品となっています。
2作品それぞれ音に反応するインタラクティブ作品です。手を叩いたり、声を出したりすると、センサーに反応し、映像に変化をもたらします。 山に囲まれ海に接している今治と大三島の地域性をテーマに「枯散葉」では山の木々の葉が散る様子と、音に反応して紅葉する演出。「海底賛歌」では海のたくさんの生き物と、音に反応した波紋が奏でる生命感を演出しています。 「海底賛歌」の作品の右上が設置の都合上、梁で影が出てしまいます。その影を逆手に取って、影の上を蟹が歩く、可愛い演出をほどこしてるところもポイントです。
映像インスタレーション「動遊楽アニメ?(Do You Like Anime ? )〜今治市大三島ver〜」。右側からキャラクターアニメーション・モーショングラフィックス・海の生き物モチーフのアニメーションの三本立てになっています。大三島の「三」、大山祇神社の紋の「三」、瀬戸内海の「三」家に分かれた村上水軍と、「三」に縁がある地域性を生かし、「三」をテーマとしています。 そこに「KDM48」というアイドル活動をしている「毛玉星人」や、細胞をモチーフにした「細坊ズ」などのオリジナルキャラクターが登場して、可愛くアニメーションを彩ります。 「パチパチくらげ」は音に反応して動くモーショングラフィックス。手を叩いたり、声を出したりすると、クラゲが踊りだします。「papa paka paka」はパカパカというアルパカの子供キャラクターが同様の仕組みで音に反応して走ります。 アニメーションはもともと静かに鑑賞するものですが、鑑賞者が音を出すことでアニメーションを動かすことができる作品となっています。
2作品それぞれ音に反応するインタラクティブ作品です。手を叩いたり、声を出したりすると、センサーに反応し、映像に変化をもたらします。 山に囲まれ海に接している今治と大三島の地域性をテーマに「枯散葉」では山の木々の葉が散る様子と、音に反応して紅葉する演出。「海底賛歌」では海のたくさんの生き物と、音に反応した波紋が奏でる生命感を演出しています。 「海底賛歌」の作品の右上が設置の都合上、梁で影が出てしまいます。その影を逆手に取って、影の上を蟹が歩く、可愛い演出をほどこしてるところもポイントです。
映像インスタレーション「動遊楽アニメ?(Do You Like Anime ? )〜今治市大三島ver〜」。右側からキャラクターアニメーション・モーショングラフィックス・海の生き物モチーフのアニメーションの三本立てになっています。大三島の「三」、大山祇神社の紋の「三」、瀬戸内海の「三」家に分かれた村上水軍と、「三」に縁がある地域性を生かし、「三」をテーマとしています。 そこに「KDM48」というアイドル活動をしている「毛玉星人」や、細胞をモチーフにした「細坊ズ」などのオリジナルキャラクターが登場して、可愛くアニメーションを彩ります。 「パチパチくらげ」は音に反応して動くモーショングラフィックス。手を叩いたり、声を出したりすると、クラゲが踊りだします。「papa paka paka」はパカパカというアルパカの子供キャラクターが同様の仕組みで音に反応して走ります。 アニメーションはもともと静かに鑑賞するものですが、鑑賞者が音を出すことでアニメーションを動かすことができる作品となっています。
飯間 智美 ―― 日本画
磯谷 晴弘 ―― ガラス工芸
有漢 真希 ―― 陶芸
潮 嘉子 ――― 日本画
宇都宮 知憲 ― 鉛筆画・ミクストメディア
大屋 努 ――― バルーン天神ナマズ
(共同制作:藤澤 稔・坪井 優介)
岡村 勇佑 ―― 銅版画
岡本 詩穂里 ― 陶芸
梶間 智絵 ―― 陶芸
金 廷翰 ――― アクリル画
金 孝妍 ――― 日本画
桑原 加奈 ―― 日本画
児島 塊太郎 ― 陶芸
児島 慎太郎 ― 油画
高橋 志織 ―― 陶芸
田中 孝 ――― シルクスクリーン
玉木 真人 ―― 陶芸
田丸 稔 ――― 彫刻
張 慶南 ――― ガラス工芸
津貫 志帆 ―― 銅版画・水彩画
内藤 克人 ―― リトグラフ
ナカガワヒロカズ+山下真未 ― プロジェクションマッピング
中嶋 妹祐美 ― ガラス工芸
長原 勲 ――― 日本画
原田 よもぎ ― 日本画
HIME+YOU ― イラストレーション・フィギュア
藤井 康夫 ―― 日本画
藤原 優希 ―― 日本画
正井 尊 ――― リトグラフ
松居 邦明 ―― ミクストメディア
峯石 まどか ― 日本画
宮本 詩帆 ―― 油画
森迫 暁夫 ―― ミクストメディア
森本 亜希子 ― 日本画
森山 知己 ―― 日本画
山江 真友美 ― 油画
山崎 仁史 ―― ガラス工芸
吉岡 英樹 ―― 鉛筆画
和田 文都 ―― 油画